 働く男の宿的 ごく普通の外観  湯小屋は小さい ３人も入ればいっぱい |
岩木山の麓には、嶽温泉のような大観光地もあれば、湯段温泉のような鄙び温泉郷もあるわけで。嶽温泉とほど近いのに、風情も泉質もまるで違います。 岩木山を望む高原。付近は分譲別荘地があったりしてなかなかです。 ・施設 賃貸アパートを彷彿とさせるような外観のお宿。お宿の方が高齢のため今は日帰り温泉施設として地域の共同浴場的使われ方をしています。大人２５０円。 看板には「日帰り入浴歓迎」と書いてはあるのですが、訪れたときには宿の人が誰もいません。玄関口で大声で呼ぶとやっと、近所のおばさんという人が出てきまして、なんてよくあるパターンですね。 「脱衣所前の休憩場所に冷蔵庫があるから、そこにぶら下がっている袋に２５０円入れて。今は女風呂に誰も入っていないので、そっちを使いなさい」 とのこと。 なるほど、湯船が小さい。男風呂には先客がいたので、失敬して女風呂に入浴。 湯船は、温泉成分がこびりつき赤茶色に変色。なかなかいい味出してますぞ。 マグネシウム・ナトリウム・カルシウム炭酸水素塩泉 源泉温度 ４７℃ 湯船は、まさに適温で、ま〜ったり入浴できます。 笹濁りの柔らかなお湯。金気臭がしまして、なめると炭酸味。泡付きもあります。なかなか個性的ないいお湯ですね。北海道のかんの温泉のお湯もこんな感じです。 ・感想 いいお湯に、いい空気。高原に吹く爽やかな風。風光明媚。湯治にぴったりですな。 |
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